外壁は「家」を見たとき一番最初に目に入ってくる部分で、家全体のイメージを決定してしまうといっても過言ではありません。もちろん、シルエットや屋根の色など様々な要素はありますが、イメージを形成する割合が一番高いのが「外壁」です。
また、屋根に次いで気候の影響を受ける部分であり、四季のある日本では耐久性を要求される部分でもあります。一年を通して氷の国や砂漠の国とか、温暖の差がない国、常に湿度の低い国とは考え方を同じには出来ません。
見栄えのみでなく、ひび割れや最悪の破損による家屋崩壊を招かないようなメンテナンスが必要となります。
通常のメンテナンスは清掃ですが、高所の清掃はかなり危険で困難です。
必然的に外壁の清掃は行われず、新築時から数年後に色が抜けて、さらに数年経過するとクラック(ひび)が入ることになりかねません。その前に「塗装」というメンテナンスが必要となります。
しかし、塗装によるメンテナンスが手遅れで、「凍害」や「塩害」などにより、破損が始まってしまい、ぼろぼろになってきたらもう通常のメンテナンスでは修復不可能で、外壁の張替えとなります。
外壁を張り替えると、見違えるように綺麗になり、当然家の耐久性も上がります。その際は屋根も状況に応じて、塗装や葺き替えが必要となります。